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糖尿病の治療
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人工膵臓・膵島移植の研究
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糖尿病性神経障害・網膜症

高血糖の毒性で、障害を受ける部位としては神経障害、網膜症も有名です。

神経障害は、早期から出現することが多いです。神経線維に高血糖による毒性が影響し、感覚障害が起こります。 しびれから始まり、さまざまな感覚が低下していきます。温度、痛み、振動などの感覚が感じられなくなるため日常生活に弊害が起こります。 温度の感覚がないために、火傷をしてしまう患者もいます。

他、自律神経という無意識に調節を行う神経も影響を受けやすく、下痢や便秘、排尿障害などが起こります。低血糖は本来であれば、自律神経によって脈が早まったり、 吐き気を催したり、一定の症状がでるものです。しかし、神経障害を合併していると無自覚に低血糖が起こることがあり危険です。

長期にわたって糖尿病を罹患している人に突然、意識障害がおこる場合は低血糖発作の可能性があります。 さらに、健常者であれば狭心痛という胸が締め付けられるような痛みを発する心筋梗塞ですが、神経障害を合併した糖尿病患者では痛みを感じないままに心筋梗塞が起こることがあります。 このように、神経が毒性を受けて鈍くなっていることで生命の危険にさえ気づかなくなるのです。

網膜症は、神経障害と比べ、自覚症状がほとんどないためしっかりと検査をする必要があります。しかし、糖尿病患者の40%が網膜症を合併していると言われています。 高血糖の毒性により、網膜の血流が障害されることや血液と網膜の物質交換が破綻するためにおこります。網膜に出血を来したり、網膜に水がたまって浮腫をおこします。 進行すると、障害を受けた血管からの血流が遮断され、網膜に栄養がいかなくなります。すると、新たな血管を増殖させようとします。 その血管の作り替えによって、網膜が牽引されて網膜剥離を引き起したり、もろくなった血管壁や網膜から出血がおこります。

治療としては、新生血管の増殖を防ぐ為にレーザーで網膜を凝固させる治療があります。進行して失明に至った場合は、元に戻すことは困難であるため早期の治療介入が必要となります。

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